プレゼンが上手い人が教え上手とは限らない

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セミナーなどに参加した時、プレゼンが上手い人の話は聞き入ってしまいますよね。
でも、後で考えると何も頭に入って無かったということはありませんか。

あんなに楽しかったのに、話を聞いて勉強になったと思ったのに、何故、頭の中に残っていないのでしょうか。

これは私の考えですが、プレゼンの上手い人の話は惹きつけられますが、映画やドラマのように次から次へと話が展開していくため聞いたことを思い返す時間がありません。そのため内容を覚えることができず、あまり頭に入っていないのではないかと思っています。

上手く喋れる人が講師をしていても、うまく相手に伝わってなく「惜しいな」と思うことがあったので考えてみました。

教えるということ

教えるということは難しいです。

相手が聞く体制となっていれば良いのですが、相手が聞く体制となっていない場合、いくら教えても相手には響きません。

人は信頼していない人の話を聞いてくれません。話を聞いてもらうためには相手から信頼してもらうことだと思っています。
相手から信頼されれば「この人の言うことを聞こう」という体制になるからです。

そういう意味でいうと、プレゼンの上手い人は相手から信頼されている(聞く体制になっている)ということになります。

なので、自分は話が上手いと思っている人で、教えたことを相手が覚えてくれないであれば、相手は聞く体制にはなっているので、考える時間を与えてみてはどうでしょうか。ちょっと振り返る時間を設けてやれば教えたことを覚えてくれるようになるかもしれません。

話が上手いと自分で思ってない人は、まず信頼されるよう努力していきましょうね。

ちなみに私は上手く喋れるタイプではないので、まず信頼されるよう心がけています。